蛇口からポタポタ水漏れ…原因の多くはパッキンの劣化です。このパッキン交換、自分で挑戦(DIY)するか、専門業者に依頼するか、迷うところですよね。それぞれにメリットとデメリットがあるので、状況に合わせて最適な方法を選ぶことが大切です。まず、DIYでパッキン交換を行う最大のメリットは、費用を安く抑えられることです。業者に依頼すると、作業費や出張費がかかりますが、DIYなら部品代(数百円から数千円程度)と、もし持っていなければ工具代だけで済みます。また、自分で修理できた時の達成感や、家のメンテナンススキルが身につくという点も魅力でしょう。しかし、デメリットも存在します。まず、正しいパッキンの種類やサイズを選び、適切な工具を用意する必要があります。蛇口の構造は様々なので、自分の家の蛇口に合う部品を見つけるのが意外と難しいことも。作業手順を間違えたり、力を入れすぎて部品を破損させたりすると、かえって水漏れが悪化したり、別の箇所まで壊してしまったりするリスクがあります。そうなると、結局業者に頼むことになり、余計な費用と手間がかかってしまう可能性も。また、作業に時間と手間がかかる点もデメリットと言えます。一方、専門業者に依頼するメリットは、何といっても確実性と安心感です。プロの知識と技術で、原因を正確に特定し、適切な部品を使って迅速に修理してくれます。自分で作業する時間や手間も省け、失敗のリスクもありません。万が一、修理後に不具合が出た場合でも、保証が付いている業者なら安心です。デメリットは、やはり費用がかかることです。部品代に加えて、作業費、出張費などが加わり、一般的には数千円から1万円以上の費用がかかることが多いでしょう。特に、夜間や休日の緊急対応だと割増料金が発生する場合もあります。では、どちらを選ぶべきでしょうか。DIYに向いているのは、費用を少しでも抑えたい方、DIYが好きで工具の扱いに慣れている方、時間に余裕がある方、そして比較的構造が簡単な単水栓などの場合です。一方、業者に依頼した方が良いのは、DIYに自信がない方、忙しくて時間がない方、失敗したくない方、シングルレバー混合栓やシャワー水栓など構造が複雑な蛇口の場合、そして水漏れがひどく緊急性が高い場合などです。自分の状況や蛇口の種類、そしてリスクを考慮して、最適な方法を選択しましょう。
水道パッキン交換業者依頼とDIY徹底比較