私の家のキッチンシンクは、今のところ大きな詰まりに見舞われたことはありません。もちろん、運が良いだけかもしれませんが、普段からちょっとしたことを意識しているのが、功を奏しているのかもしれないと思っています。今日は、私が実践している、シンク詰まりを予防するためのささやかな習慣をご紹介したいと思います。特別なことは何もしていませんが、どなたかの参考になれば嬉しいです。まず、一番気をつけているのは、油の処理です。揚げ物や炒め物で使った油は、冷ましてから古新聞やキッチンペーパーに吸わせたり、市販の凝固剤で固めたりして、必ず燃えるゴミとして捨てるようにしています。カレーやミートソースなど、油分の多い料理の鍋や食器を洗う前にも、キッチンペーパーでできるだけ汚れを拭き取ります。これをやるだけで、洗い物が楽になるだけでなく、排水口に流れる油の量を格段に減らせるんです。次に、食材カスを流さないこと。野菜の皮むきはシンクの外、新聞紙の上などで行うようにしていますし、洗い物の際に出る細かなくずも、排水口ネットでしっかりキャッチするようにしています。この排水口ネットは、100円ショップなどで手軽に買えるので、毎日取り替えるようにしています。ゴミ受けカゴのぬめりも軽減されるので、一石二鳥です。そして、洗い物が終わった後のひと手間。シンク全体をさっと洗い流した後、排水口のゴミ受けカゴのゴミを捨て、カゴ自体も軽く洗っておきます。これを怠ると、すぐにぬめりや臭いが発生して、それが詰まりの原因にもなりかねませんからね。最後に、月に一度くらいのペースで、寝る前に市販のパイプクリーナーを排水口に流しています。これは予防的なメンテナンスのつもりでやっています。劇的な効果があるかは分かりませんが、やらないよりはマシかな、という気持ちです。こうした小さな習慣の積み重ねが、排水管の中をきれいに保ち、詰まりにくい状態を維持してくれているのかもしれません。面倒に感じるかもしれませんが、一度詰まって大変な思いをするよりは、ずっと楽だと私は思っています。これからも、この快適キッチン術を続けていきたいです。
シンク詰まり知らずの快適キッチン術